2026/02/20 18:30
阿部和重が、デビュー以来32年間にわたり書き綴った批評、随想など全157篇を集成した『阿部和重覚書 1990年代-2020年代』を、3月27日に刊行する。
本書は、1990年代のデビュー期から2020年代までに、新聞、週刊誌、文芸誌、ファッション誌、映画雑誌、パンフレット、文庫解説、ウェブマガジンなど各種媒体に発表された原稿を収録したもの。原稿用紙換算で約1,300枚に及ぶテキストを、項目ごとに再構成し一冊にまとめている。
扱われるテーマは、映画、文学、漫画、音楽、アイドル、事件報道など多岐にわたる。なかでも「物語はどのように現実を形づくるのか」「現実はどのように物語化されるのか」といった問いが、通底するテーマとして繰り返し論じられている。
本書は、現代社会における言説や情報のあり方を考察する記録として位置づけられる一冊。分断や情報過多が指摘される時代状況を背景に、思考の軌跡をたどる内容となっている。
装丁は、デビュー当時から親交のあるグラフィックデザイナーの常盤響が担当。収録作品の一部試し読みも、近日公開予定となっている。
◎書籍情報
『阿部和重覚書 1990年代-2020年代』著:阿部和重
2026年3月27日(金)発売
4,950円(tax in.)
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